歴史で考える

歴史で考える

歴史で考える

アメリカの歴史家、キャロル・グラックの論文集。
ある事象についての細かい分析を行うというよりは
巨視的な観点でナショナル・ヒストリーからメタ・ヒストリーを書くという
姿勢である。
特に「戦後史学のメタヒストリー」はそのような姿勢を強調している論文であり、
また読み返してみたいと思う。
明治、江戸、昭和についてもそれぞれ1本ずつおさめられており、
示唆に富んだものであった。
私自身の歴史観にも大きく影響を与えてくれた良書である。


ついに私の会社にも新型インフルがきました。
今朝会社からマスクが配られ、仕事中はずっとマスクです・・・