2009-11-11 戦略爆撃の思想 書籍 戦略爆撃の思想―ゲルニカ・重慶・広島作者: 前田哲男出版社/メーカー: 凱風社発売日: 2006/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (9件) を見るゲルニカ・重慶・広島へと続く戦略爆撃の思想の系譜を辿る。 本書では重慶爆撃について重点が置かれており、軍部の爆撃へと至る経緯、使用された爆弾の詳細、 爆撃下の重慶の生活、国民党・共産党の関係等詳細に述べられている。 著者は戦略爆撃の思想の「負の大円団」が広島の原爆での光景であり、 日本はその観点から「核」への告発はできないとしている。 戦略爆撃の思想は二次大戦後も続いており、近年のアフガン・イラク戦争にも引き継がれている。