連続

サブカルと題しているが、サブカルについてはあまり語られていなかった。
新自由主義時代の「既得権批判」を扱う。
「能力」中心となった時代で能力的弱者はどうすればいいのか。
また、「既得権」と「若者」の繰り返される争いはどうすれば終焉するのか。
鈴木はその答えとしてバーチャル・コミュニティによる「収奪なき分配」を挙げている。
また、最後の節では「ロストジェネレーション」の一人として、「幸せ」について語っている。そこには「ロストジェネレーションン」が持つ、悲壮感や怒り、悲しみの感情が渦巻いているように思えた。