検証 戦争責任Ⅰ
- 作者: 読売新聞戦争責任検証委員会
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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開戦の責任なのか敗戦の責任なのか、戦争犯罪の責任なのか等々。
本書は各章によって結構正確が違うけど、主に「敗戦責任」について論じているようだった。
その戦争は対米戦争が主であり、「アジア」への目線が欠けている箇所が幾つか見られた。
章によって正確が違うのでアジアや開戦について言及しているものもある。
パネル討議は御厨貴、牛村圭、加藤紘一、櫻井よし子、原口一博、保坂正康が参加、「戦争責任を考える」。
この中で櫻井のみが日本は「追い詰められた」「戦争を始めたのは米中等が状況を作ったから」ということを
強調しており、若干浮いていたがどうしてこういうメンバーになったのだろうか。