東京裁判への道 下
- 作者: 粟屋憲太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/11
- メディア: 単行本
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下ではA級戦犯容疑者釈放について、細菌・毒ガス戦について詳しい。
個人的には石原莞爾、松岡洋右、広田弘毅あたりに興味を持った。
むすびの最後にはニュルンベルク裁判・東京裁判の現代的意義についてコンパクトに述べている。
「人道に対する罪」や「通例の戦争犯罪」は形を変えて国際慣習法として確立したことを
評価している。また国際刑事裁判所の設立にも触れている。
本書が著された2006年時点で
「裁判の第一次資料を発掘、分析してあらたな東京裁判像を作り上げようとする
研究者は10人にもみたないのが現状」なのには驚いた。
日ハムおめでとうございます。
個人的MVPは是非糸井選手に!!
明日は台風です。