東京裁判への道 上

東京裁判への道(上) (講談社選書メチエ)

東京裁判への道(上) (講談社選書メチエ)

東京裁判、及びそれに至る過程を描く。
上巻では特に木戸幸一と田中隆吉の記述は詳しい。
『木戸日記』と木戸に対する尋問は被告選定に大きな影響力を持ったことを明らかにしている。
吉田裕、豊下楢彦東京裁判を「日米合作」と評したのに対し、著者の粟屋憲太郎はアメリカ主導の裁判ということを強調している印象