ナショナリズム論の名著50

ナショナリズム論の名著50

ナショナリズム論の名著50

ナショナリズムに関する著作50冊をピックアップし、
それを研究者が紹介・批評する。今後読みたい本も多数。
本書を読むと驚かされるのがベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』である。
本書でも勿論紹介されているが、それ以外の箇所での言及がとても多い。
他の著作が紹介されている中で、アンダーソンに言及している。
また単純に「想像の共同体」という単語が使用されている箇所も多数見られた。
『想像の共同体』が出版されたのは20年以上前であるが、未だにこの言葉がエネルギーを失っていないことを示している。