ご臨終メディア

GWが終わったけど、また休み。
酒を飲みすぎているので気をつけなければ。

また森巣博による対談を読んでしまった。
適度な毒と的確な突っ込みがいいのだろうか。
メディアの問題点を論ずる。
相手が森達也ということもあり、その多くはオウムに言及している。
第四の権力としてのジャーナリズムが権力の広報機関装置となっており、本来の抗議を恐れ、本来の存在意義を忘れている。権力を監視するのがジャーナリズムの存在意義ではないのか。
メディアの報道は主観性の自覚を持つ必要があるという主張もなされている。「メディア従事者が、客観、中立、公正という価値が至上のものであるとの価値からどうしても抜け出せない。抜け出せないどころか、最近の傾向では、アプリオリに与えられたものであるとの思い込みに固着しています。」

個人的にNHKに違和感を覚えるのは、この側面が強く感じられてしまうからかもしれない。