エシュロン

さて、給料が無事25日支払われるか心配な今日この頃です。

エシュロンと情報戦争 (文春新書)

エシュロンと情報戦争 (文春新書)

アメリカが正式に認めているわけではないが、その存在は公然の秘密となっているエシュロン
その起源は第一次世界大戦頃にあるという。その時点から現在までの情報戦争をエシュロンと絡めながら述べていく。
どこまでが事実かほとんど判断できないが、様々な国際的事件に対してエシュロンが使用されたのではないか、という著者の推測は非常に読ませるものでおもしろい。


また、第六章では情報戦争からやや離れて、国家安全保障戦略について言及している。安全保障理事会や、自衛戦争侵略戦争等著者の主張が一番表れていたのはこの章ではないかと感じる。


最終章ではスパイ天国と言われる日本も、もう少し頑張って下さい、と述べている。