日記の題名について・・・
過去の日記に「書籍」カテゴリをつける為に見返していたが、題名の付け方があまりにひどすぎる。
今後はもう少し真面目に題名をつけていこうと思います。
- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 新書
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ケータイに依存する若者に対する考察。
その原因を様々な構造的問題から指摘していく。
指摘方法、及び調査方法等は詳しく行われているが、
その論調は、はじめに結論ありきという印象を受けざるを得ない。
単純な若者批判論ではないが、
「常にケータイを持ち歩き、膨大な数のメル友と四六時中交信し、靴の踵を踏みつぶし、あるいはルーズソックスをはいて、電車内でも平気で化粧をしたりする」
という意識が著者にはあるようだ。
ケータイをほとんど使用していない若者も紹介されてはいるが、
その他多くの若者はその中間領域に属しているはずである。
濱野智史が言うように「自分たちとは異なるリテラシーを有した「文化圏(生態系)」にも、それ相応の「複雑さ」があるはずであるという態度を失ってはならない」のではないか。