昭和天皇 下

本が読み終わらないと書いた数時間後に読了しました。すいません。

昭和天皇 下

昭和天皇 下

下巻は日中戦争途中から始まる。
昭和天皇と側近の言動からその人物像を慎重かつ詳細に論じる。
敗戦、そして東京裁判までに紙幅の多くを費やしその後は天皇の神秘性の回復、
昭和の遺産として2章に纏められている。
個人的な関心は戦時下における民衆のナショナリズムにあるが、
それを考察するためにも本書は有意義なものであった。